院長ブログ

2023年06月17日

初期流産3回、もう2度とこんな辛い思いはしたくありません

  こんにちは!妊活専門鍼灸師の河野です。 随分お久しぶりの更新になってしまいました、、 講義依頼が立て続いておりまして 忙しくしておりました_| ̄|○   では今日の本題。 過去3回の妊娠が終結を迎えてしまった、 いわゆる習慣流産の患者さんから あるお問合せがありましたので ブログで共有させていただきます。   Q.   A. ① 原因不明不育症の治療には通常アスピリン+ヘパリンが用いられていますが、この治療を行なってもなお妊娠経過が不良な方がおられるのも事実で、治療に行き詰まった方が最後の手段として鍼灸を選択することは多いです。   個人的には“妊活には鍼灸”というのが 理想的なのですが(´-`).。oO   というのも常に血流を良好に保つことで、 1.着床しやすくなり少ない移植回数で妊娠可能になる   2.血流が良くなり採卵数が増え、少ない採卵回数で済む (無駄なホルモン漬けになる必要がない)   3.本来経験しなくてもいい流産を減らすことができる という実感が日々の臨床経験の中でありますので。。   妊活にはトリガーポイント鍼治療(TP鍼治療)を 当たり前にするのが今の私の目標です。     話が逸れましたが、 鍼灸には血管拡張作用があり、 特に私どもが行なっているTP鍼治療は 血流改善効果が高いのが特徴です。   子宮や胎盤はもともと血流が悪く、 血栓ができ易い環境です。 胎児に栄養や酸素を送るのは血流なので 十分な血流量を確保することは重要なのです。 母体からの血液供給は胎児の命綱ですからね。   不育症で悩んでいる方の中には 子宮動脈が途切れていたり、 逆流しているということが 論文に記載されています。   当院を受診した患者さんにおいても やはり血流が途絶えている方は多い印象です。   そこで実際に鍼治療をすると どの様な変化が認められるのか。…

2023年02月07日

トリガーポイント鍼療法による不妊・不育鍼灸セミナーのお知らせ

        この度ご縁がありセイリン株式会社様にて、 不妊・不育鍼灸セミナーを実施する運びとなりました。   今までの不妊鍼灸にはない、 西洋医学を元にした新しい内容になっております。   初学者から有資格者の方まで、 わかりやすい講義ができる様、 精一杯努めさせていただきますので、 是非ご参加いただければと思います。     【講義内容】 ・薄い子宮内膜の原因と対策 ・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に対する鍼の有効性 ・原因不明不育症に対するトリガーポイント鍼療法のアプローチ方法 ・トリガーポイント鍼療法の基礎 ・大臀筋・中臀筋・小臀筋の触察・手技療法・刺鍼方法     お申込みはSEIRINホームページよりご確認ください。   [オンラインセミナー]トリガーポイント鍼療法による不妊・不育鍼灸セミナー|セイリン株式会社       もりた鍼灸院 住所 東京都三鷹市下連雀3-44-13 ライオンズプラザ三鷹 402号 電話番号 0422-47-8538 メールアドレス:moritaacu@gmail.com 営業時間 AM9:00〜PM8:00 定休日 不定休 アクセス 三鷹より徒歩3分 当院facebookページはこちら http://bit.ly/1TL7Zxy

2022年09月08日

41歳女性:約3ヶ月で内膜5mm→11mm

    この度はご懐妊誠におめでとうございます。 内膜が薄く移植キャンセルが続いていましたが、厚くなった周期の移植で無事陽性判定のご報告をいただき本当に嬉しく思います。 妊娠後期に入ると腰痛、膝痛、首のコリ等が出てきたり、また鍼は妊娠高血圧症候群の予防にもなりますので、また何かございましたらお気軽にお声がけくださいね。 河野     もりた鍼灸院 住所 東京都三鷹市下連雀3-44-13 ライオンズプラザ三鷹 402号 電話番号 0422-47-8538 メールアドレス:moritaacu@gmail.com 営業時間 AM9:00〜PM8:00 定休日 不定休 アクセス 三鷹より徒歩3分 当院facebookページはこちら http://bit.ly/1TL7Zxy

2022年09月08日

39歳女性:出産報告

    もりた鍼灸院 住所 東京都三鷹市下連雀3-44-13 ライオンズプラザ三鷹 402号 電話番号 0422-47-8538 メールアドレス:moritaacu@gmail.com 営業時間 AM9:00〜PM8:00 定休日 不定休 アクセス 三鷹より徒歩3分 当院facebookページはこちら http://bit.ly/1TL7Zxy

$logo_alt
2022年04月28日

卵子の質を上げるためにできること

  こんにちは!もりた鍼灸院の河野です。   体外受精あるいは顕微授精において 分割が途中で止まってしまい 胚盤胞まで育たなかった場合や、 複数回胚移植をしても陰性が続く場合、 医師からは卵子の質が悪いと一言で 片付けられてしまうことも少なくありません。   では、卵子の質を改善することはできるのでしょうか。   そもそも何をもって“卵子の質”というのか? 鍼(はり)の効果があるのかどうかも含め 書いていこうと思います。       ○卵子の質の低下とは? 卵子はお母さんのお腹にいる時に作られ、 その後増えることはありません。   20歳で排卵する卵子は、 卵巣で20年眠っていた卵子であり、 40歳で排卵する卵子は、 卵巣で40年眠っていた卵子です。   つまり卵子は排卵されるまでの非常に長い期間、 卵巣内で様々なストレスにさらされ続けるため 質の低下が起こってきます。   これが、いわゆる卵子の老化現象です。 卵子は加齢の影響をそのまま受けているのです。 老化現象は、妊娠率低下、奇形率増加、流産率増加につながります。   このような加齢による染色体異常や胚の発育の悪化は “卵子の質の低下”と言い換えることができます。   そして卵子は新しく作られることがないため その質の改善を試みることは非常に難しいことなのです。       ○卵子の質を上げるためにできること 卵子の質が低下する詳細なメカニズムは 未だ不明な点も多く、 有効な治療法がないのが現状です。   ただし何もできることがないかと 言われればそうではありません。 今ある卵子を少しでも質を下げないために できることはあると思います。   都内の有名クリニックでは 下記の治療を推奨しています。…