院長ブログ

緊急事態宣言に伴う対策について
こんにちは!もりた鍼灸院の河野です。 コロナウイルス感染予防の自粛が続く中、 電車に乗ることへの不安をお持ちの方もいらっしゃることと思います。 そこで当院では、 この状況下において少しでも不安解消に向けた対策ができないかと検討し、 緊急事態宣言が解除されるまでの間、 車でお越しの際の駐車場代金として 一律1000円を負担させていただくこととなりました。 (但し、新規の患者様対象とさせていただきます。) また、安心して患者様に施術を受けていただけるように 当院では対策を強化して参ります。 ・毎朝スタッフの検温 ・手洗い、うがい、手指消毒、体調管理の徹底 ・施術時を含め常時マスクとフェイスシールドの着用 ・入り口に手指消毒液の設置 ・ドアノブ、施術ルーム等、患者様が触れる箇所の除菌消毒 ・施術で使用する器具、備品類は全て都度消毒 ・フェイスカバー・シーツの都度交換 ・換気の徹底 ・予約数の制限 また、患者様にも院内はマスクの着用を必須としております。 ご来院の際に入り口にて、当院が用意したマスクに交換していただき、 外からのウイルスを持ち込まないように対応してます。 患者様にはご不便とご迷惑をおかけして 大変申し訳ございません。 感染及び拡大防止の為、 何卒ご理解とご協力の程をお願い致します。 ▼不妊鍼灸については下記のLINE@またはお電話にてお気軽にお問い合わせください。 LINE@ID:@nfc2885u TEL : 0422-26-8338 ▼痛み・しびれ治療について もりた鍼灸院 住所 東京都三鷹市下連雀3-44-13 ライオンズプラザ三鷹 402号…

ホルモン補充周期の移植後基礎体温について
こんにちは!もりた鍼灸院の河野です。 体外受精中の患者さん、基礎体温をよく気にされますが 移植周期中は特に気になるかと思います。 基礎体温を必ず測るように指示しているクリニックもあれば、 「ストレスになるくらいなら測らなくてよい」というスタンスのクリニックもあります。 では、体外受精中の基礎体温は実際にどの程度気にするべきなのでしょうか。 移植後の基礎体温について書いてみようと思います。 ○移植後、基礎体温を測る意味 基礎体温は”黄体ホルモン”が視床下部の体温調節中枢に働きかけることによって上がります。 そして黄体ホルモンは、排卵した後の卵胞の残骸が変化したもの(=黄体)から分泌されるので、 基本的に排卵後(or採卵後)から体温は上がります。 黄体ホルモンは着床~妊娠が維持されるために必須のホルモンです。 例えば、東京都内の自然周期系の体外受精専門のクリニックは、 移植後から判定までの間に体温下降が続く場合はクリニックへの通院を促しています。 これは体温が下がっている理由が黄体ホルモンの不足なのであれば、その薬の処方を追加するためです。 逆に言えば、移植後に基礎体温が下がったとしても採血の結果、黄体ホルモンが足りているのであれば、 薬を追加することに意味はありません。 つまり、基礎体温を介して黄体ホルモンの善し悪しを推察しているのです 体外受精中の基礎体温は、”新鮮胚移植のとき”と”凍結胚移植を自然周期で行うとき”に、 あくまで黄体期が安定しているかの目安となるくらいに考えておいて良さそうです。 ○ホルモン補充周期の移植後、基礎体温の計測は必須ではない 凍結胚移植において、自然周期であれば自己黄体からの黄体ホルモンが不足する可能性があるため、 その目安として基礎体温を測ることは一定の意味があるかもしれません。 ですが、自己黄体を持たずに薬に依存するホルモン補充周期であれば、 薬の用法用量をしっかり守っていれば黄体ホルモンが不足することは基本的にありません。 プロゲステロン製剤によって基礎体温は高温期に入りますが、 薬の種類によっては体温上昇作用がないものもあります。 いずれにしても、薬でホルモンコントロールをしているので 基礎体温はあまり気にされなくても大丈夫かと存じます。 ○まとめ ”体外受精において基礎体温が必要”と考えるのであれば、 それは主に”移植後に黄体ホルモンが不足した際の目安”として使えるだけで、 採卵のみの周期やホルモン補充周期による凍結胚移植周期にはあまり意味を為さないと考えられます。 外気温の影響も容易に受けますし、基礎体温に必要以上に気をとられるのはあまりお勧めしません。 実際に基礎体温が上がらなくても黄体ホルモンはしっかり分泌されている、というケースもあります。 …

新型コロナウイルスの感染及び拡大防止対策について
いつももりた鍼灸院をご愛顧頂き誠にありがとうございます。 日々状況が変わり、たくさんの情報が巡る中で 安心して患者様に施術を受けていただけるように 当院では対策を強化して参ります。 ・毎朝スタッフの検温 ・手洗い、うがい、手指消毒、体調管理の徹底 ・施術時を含め常時マスクの着用 ・入り口に手指消毒液の設置 ・ドアノブ、施術ルーム等、患者様が触れる箇所の除菌消毒、 ・施術で使用する器具、備品類は全て都度消毒 ・換気の徹底 ・予約数の制限 また患者様にも院内はマスクの着用を必須としており、 施術の際も着用をお願いしております。 ご来院の際に入り口にて、当院が用意したマスクに交換していただき、 外からのウイルスを持ち込まないように対応してます。 患者様にはご不便とご迷惑をおかけして 大変申し訳ございません。 感染及び拡大防止の為、 何卒ご理解とご協力の程をお願い致します。 また多くご質問をいただく不妊鍼灸についてですが 40代での不妊治療は時間との戦いが大きく、不要不急ではなく必要至急です。 上記、対策を強化して患者様とスタッフの健康を第一に通常通り営業して参ります。 もりた鍼灸院 住所 東京都三鷹市下連雀3-44-13 ライオンズプラザ三鷹 402号 電話番号 0422-47-8538 メールアドレス:moritaacu@gmail.com 営業時間 AM9:00〜PM8:00 定休日 不定休 アクセス 三鷹より徒歩3分 当院facebookページはこちら http://bit.ly/1TL7Zxy

DHEAってどんなサプリメント?
DHEAはウチの患者さんでも服用している方はときよりみられます。 DHEAとは、なかなか卵が育たない方や、 卵が少ない方がDHEAの摂取により発育卵胞数や採卵数の増加、胚質の改善、妊娠率の向上が期待できる、というサプリメントです。 一部のクリニックでは血中のDHEAを測定しそれが不足している場合、これを補充することで卵子の質が上がる可能性を提唱していたりもします。 ○DHEAってなに? DHEA(Dehydroepiandrosterone デヒドロエピアンドロステロン)は、体内に最も豊富に存在するステロイド系ホルモンです。 主に副腎皮質で、コレステロールから作り出されます。 DHEAは「ホルモンの母」と呼ばれており、テストステロン(男性ホルモン)、 エストロゲン、プロゲステロン(女性ホルモン)をはじめ、50種類以上のホル モンを作り出します。 そのため、健康の維持や脂肪燃焼による筋肉の維持、性ホルモンの安定維持、老化の防止、ミネラルバランスの維持など様々な働きに関与します。 DHEAの生成は胎児の頃から始まります。6歳頃から増加し始め、20-25歳頃をピークに年齢とともに分泌量が減少します。 ○卵子の質の改善効果には約3ヶ月かかる 神戸で着床前診断を公に行っている有名クリニックでは、積極的にDHEAの摂取を勧めています。この先生の書かれた書籍では、DHEAの見解について3ページが割かれています。この先生自身、もともとサプリを信じるタイプではなかったらしいのですが、DHEAによる卵子の質の改善を提唱していたアメリカの先生の講演を聴いて、実際に自身の患者に試してみたところ驚異的に効いて、DHEAの”卵子の質の改善効果”を信じるに至ったとのことでした。DHEAを”卵子の質を改善するサプリ”とはっきり書かれています。 (ちなみにこの先生が言うには、メーカーによって効き方が違く、ナトロール社製のものを75mg/日服用するのがおすすめとのことです。) 不妊鍼灸にも言えることですが、卵が成熟するためには、約3ヶ月かかります。摂取後すぐに効果が期待できるわけではないので、ご注意下さい。 ○先ずは医師に相談を 乳がんや卵巣がんなどがあると進行を早める可能性があるため禁忌とされていたり、 そもそも長期摂取による安全性の確立がまだ不十分と言われていたりもするので、まずは医師に服用しても問題がないか十分に相談されることが先決かと思います。 その上で、「効く可能性にかけて」服用されるのだとしたら、それが正解になる可能性もあるとも思います。 自身で購入される場合、インターネットで「DHEA」を検索してみると、多くの会社から販売されていることがわかります。 DHEAはアメリカで認可されているサプリメントです。日本では認可されていません。そのため、どの会社の製品もアメリカからの輸入品となります。信頼できる会社で製造されていることを見極めての購入をお勧めします。 最後に 不妊鍼灸について。 筋肉のコリや冷えによって血流が悪くなると、卵巣への血流も障害されます。 明確な論文はないですが、臨床的には鍼治療で血流が改善されると 効かなかった薬がよく効くようになったり、効果が強く出ることがあります。 (例えば、風邪薬や睡眠薬が良く効くようになります。) ホルモンやサプリメントの成分は血液によって運ばれるので、 サプリメントの効きを良くする、または卵子に栄養を届けて卵子を育てる意味でも 卵子の質の改善に不妊鍼灸も視野に入れてみるのも十分意味のあることだと思っています。 鍼灸院選びについてですが、 鍼灸には色々な流派があり、東洋医学ベースやトリガーポイント鍼療法のように筋肉など解剖学に基づく西洋医学ベースの鍼があります。 …

つらい坐骨神経痛、鍼で治りますか?
こんにちは!もりた鍼灸院の河野です! 今回は当院でもご相談の多い「坐骨神経痛」についてです。 一般に脊柱管狭窄症などが原因とされていますが、 整形外科で手術を受けても「シビレ」「痛み」といった症状が変わらない方も多く存在します。当院でも座骨神経痛に悩む患者様が多く来院されますが、手術をされた方や医師に手術を勧められている方、色々な治療院を巡っている方などです。 湿布や痛み止めなどの対処療法では治らない痛みを根本から除去する当院のトリガーポイント鍼療法についてまとめました。 ○坐骨神経痛の原因はどこにある? 坐骨神経痛とは、「椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」などが原因で腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」が圧迫・刺激されることであらわれる、痛みやしびれるような痛みなどの症状のことを指します。 整形外科で手術を受けても「シビレ」「痛み」といった症状が変わらない方、整体やカイロ、鍼灸院などどこへ行っても治らない患者さまなどが来院されますが、 そんな患者さまを治療していて臨床的には、7割の方は筋膜(深筋膜)や靭帯、腱に問題のある方、2割は神経の膜(神経膜)に問題があり、残りの1割は原因不明(もしかすると手術が効果あり?!)の坐骨神経痛です。※筋膜とは筋肉を包んでいる膜のこと。 ○筋肉のコリが引き起こす坐骨神経痛 先日の患者さま。 「整形外科では脊柱管狭窄症と診断されて湿布とロキソニンを処方されました。痛くてだるい様な、その部分を叩きたくなる様な、強いコリの様な症状がお尻にあり、足にしびれが出ています。休憩を挟まないと駅まで歩くことも出来ません。前かがみになると少し楽になります。」とのことでした。 この患者さまは 立ち止まらないと歩けない程の坐骨神経痛でしたが、数回の鍼治療で楽になってきていて、 今では月に一度、身体のメンテナンスで来院されるまで回復されました。 筋肉の凝りが蓄積すると組織の循環不全を引き起こし、痛みやシビレに繋がります。 循環不全によって神経は栄養不良を引き起こし、感覚が過敏になってしまい痛みを感じやすくなってしまいます。(難しくなってしまうのでここでは割愛させていただきます。) 〝前かがみになると少し楽になる〟についてです。 筋肉は伸び縮みすることで体を動かしていますが、動かした時に痛みが誘発される場合は筋肉に原因があると考えられます。ある一定のポジションで痛みが誘発される、またはどの姿勢でも痛いけど一定のポジションになった時はさらに痛みが強くなる、逆に楽になる姿勢がある・・などが例としてあげられます。 体にはいくつもの筋肉があるので、〝どの動きで痛みが出るか〟は痛みの原因の筋肉を見つけるのに重要になってきます。整形外科で診断されても痛みが改善しない場合は、筋肉を動かしてみてください。 また、筋肉の負荷のかかり方は人によって違うので、痛みを感じる部位も人それぞれです。 ○鍼(ハリ)で痺れの再現を出すことで症状改善 当院では、坐骨神経痛の原因になっているトリガーポイント形成部位に鍼刺激を入れることで、痛みやシビレを根本から除去していきます。トリガーポイントとは、〝痛覚過敏部位〟のことです。痛みの原因に当たると「あーそこそこ!私の痛い所はまさにそこ!」という感覚(これを〝認知覚〟と呼びます。)があり、この感覚が出るか出ないかでその後の痛み・シビレの改善に大きく関わってきます。この認知覚を出すのには熟練が必要なので、とても難しいのが正直なところですが、一人一人の患者さまを治療していく中で毎回勉強させていただいたます。 最後に、 治療効果には年齢も影響がありますし、運動がある程度できることも重要です。また仕事環境(長時間椅子に座りっぱなし、モニターの位置によって体の向きが一定)などの改善をすることも重要です。 つらい痛みやシビレでお困りの方は 下記のお電話、メールにてお気軽にお問い合わせください。 もりた鍼灸院 住所 東京都三鷹市下連雀3-44-13 ライオンズプラザ三鷹 402号 電話番号 0422-47-8538 メールアドレス:moritaacu@gmail.com…