健康ブログ

2023年02月07日

トリガーポイント鍼療法による不妊・不育鍼灸セミナーのお知らせ

        この度ご縁がありセイリン株式会社様にて、 不妊・不育鍼灸セミナーを実施する運びとなりました。   今までの不妊鍼灸にはない、 西洋医学を元にした新しい内容になっております。   初学者から有資格者の方まで、 わかりやすい講義ができる様、 精一杯努めさせていただきますので、 是非ご参加いただければと思います。     【講義内容】 ・薄い子宮内膜の原因と対策 ・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に対する鍼の有効性 ・原因不明不育症に対するトリガーポイント鍼療法のアプローチ方法 ・トリガーポイント鍼療法の基礎 ・大臀筋・中臀筋・小臀筋の触察・手技療法・刺鍼方法     お申込みはSEIRINホームページよりご確認ください。   [オンラインセミナー]トリガーポイント鍼療法による不妊・不育鍼灸セミナー|セイリン株式会社       もりた鍼灸院 住所 東京都三鷹市下連雀3-44-13 ライオンズプラザ三鷹 402号 電話番号 0422-47-8538 メールアドレス:moritaacu@gmail.com 営業時間 AM9:00〜PM8:00 定休日 不定休 アクセス 三鷹より徒歩3分 当院facebookページはこちら http://bit.ly/1TL7Zxy

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2021年09月03日

ぎっくり腰の治し方

  こんにちは。もりた鍼灸院です。   この時期、ぎっくり腰が多くなってきます。 先日、ギックリ腰の患者さんが4人続きました。 同じ腰痛ですが、対処法はそれぞれ異なります。 おふたりは整形外科や整骨院に通院、 約1週間経過し腰痛は3日位前から変化がなく、 寝て起きた時に強く傷み、 長時間の同じ姿勢では段々傷みが強くなるそうです。   あとの1人は来院前日に重たい物を持って 「ギクっ」となって 痛みの為に夜も寝れなかったそうです。   そして最後の1人は、 腰痛で自宅で動けなくなった 70代後半の女性の方です。   腰痛でも色々な原因があり、 筋肉・筋膜が原因でも 治療部分や刺激量を間違えると なかなか改善しないのが難しいところです。   腰痛の対応について 当院のトリガーポイント鍼療法についてまとめました。       ○腰痛の原因を探る?   初めて腰痛になった患者さんは、 一般的には整形外科に行かれることが多いと思います。 そこでレントゲンを撮って骨に異常がなければ、 痛みが強い時は痛み止めの注射と湿布などの投薬をして終わりです。   弱い痛みの場合にはリハビリで 運動療法と物療機械(電気など)や 牽引(腰を引っ張る)を受けると思います。   年齢によっても治療結果は変わりますが、 ①「ギクっ」とした時の痛みは無くなり、ある一定の動作(朝起きた時など)だけ痛い ②「ギクっ」とした時の痛みは無いが、まだ痛みがあり日常生活に問題が出る ③しばらくして、また「ギックリ腰」になった。 ④全く何も変わらず、ひどくなってきている。(別な部分が強く痛くなってきた)   上記の①~③は殆どが 筋肉(筋膜)や骨膜(骨を包む膜)、 靭帯などの軟部組織の可能性が疑われます。   季節の変わり目(気温差が激しい)、 クーラーの効いた所から暑いところに出たり、 いつもにはない行動パターン(出張、旅行、大掃除など)を行うと自律神経が乱れたり、 筋肉疲労によって血液循環が悪くなり、 それが原因となり痛みを引き起こすと考えています。…

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2020年08月15日

子宮頸がんワクチン接種について

    子宮頸がんはHPVワクチン接種で 予防可能ながんの一つです。       WHO(世界保健機関)をはじめ、 CDC(米国疾病予防センター)やEMA(欧州医薬庁)など 世界中の医療専門機関で接種が推奨されており、 欧米の多くの国では80%の接種率となっています。       一方、日本では、 数年前に定期接種化となったものの、 その直後には〝積極的勧奨の一時差し控え〟となり、 現在、日本産科婦人科学会は 積極的勧奨の再開を求めている状況です。       とはいえ、 日本でもHPVワクチンの定期接種 という位置づけに変わりはなく、 小学校6生から高校1年生は HPVワクチンを無料で接種できます。       ですが、日本での接種率は今や1%以下です。 少しでもリスクがあるものを薦めるのは無責任 という意見がありますが、 予防接種にせよ、治療にせよ、 100%リスクがないものはありません。       例えば、 インフルエンザワクチンも同様に 副反応はあります。       リスクより利益が大幅に上回るかどうか、 リスクをどのように最小限に抑えることができるか、 世界中の医師や医療研究者が 継続的に研究を重ねています。       幅広い研究で安全性や効果に対する 多くのエビデンスを客観的に評価して、 諸外国ではHPVワクチン接種率アップに 取り組んでいるのです。…

2020年07月15日

耳のかゆみ・痛みの思いがけない原因とは

こんにちは!もりた鍼灸院の河野です。 耳鼻科で異常なしと診断される 〝耳の痛み・かゆみ〟についてです。 耳垢を除去してもかゆみがとれないものや、 耳の中がズキズキと痛み、頭痛を伴うものもあります。   (※何か原因になるような心当たりがある場合は まずは病院を受診しましょう。)       ○筋肉の凝りが原因の耳のかゆみ 耳掃除をしてもすっきりしない耳の奥のかゆみや痛みの原因は 首や肩の凝りが原因で症状を出す事があります。   凝りと一概に言っても、 自覚できるものと自覚できないものもあります。   例えば、自覚できるものでは、 デスクワーク後や楽器演奏後の肩こりなどです。     自覚のない凝りは、 精神的ストレス、天候の変化でも 意識に上らないうちに筋肉は凝っている事があり、 痛みやかゆみに繋がる事があります。   最近は、コロナウイルスによる環境の変化やストレスで 体調を崩す方が増えてきている印象です。       ○耳の中の痛み・かゆみを根本から除去する方法 当院では痛みの原因(トリガーポイント)になっている 筋膜や腱に直接刺激を入れて、 根本から痛みの原因を除去する方法を行います。 刺激とは鍼特有の〝響き〟のことです。     痛みやかゆみの原因そのもの、 その場所にピンポイントで当たると 「あっ、そこそこ!」「私の痛い(またはかゆい)ところはそれだ!」 と自分で認識できる響きがでます。 (これを認知覚と呼びます)   ですので、症状と一致した感覚を鍼刺激で出す事で 耳の中の痛み・かゆみ、それに伴う頭痛の改善を目指します。         ○まとめ 器質的な異常がない耳の中の痛み・かゆみの原因は 首肩の凝りにあります。 中耳炎の様な痛みで耳鼻科を受診しても異常がない方が…

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2020年05月14日

鍼灸学生の時に考えておくべきこと

もりた鍼灸院の河野です。   新型コロナウイルスにより 社会情勢が一変して誰もが予想していなかった生活環境になりました。     鍼灸学校も6月開始を目処に動いていて 動画による遠隔授業で集団行動を避けるスタイルになります。     ここで実技について考えると、 一人で画像を見て勉強するのには限界があります。 しかし、やれるべき事はたくさんあります。     例えば、 いろんな鍼灸院へ治療を受けに行ったり、 先輩や開業されている先生方の所に勉強しに行く事が出来ます。     患者様にも言える事だと思うのですが、 いろんな鍼灸院を体験して自分の症状にあった鍼灸院を 見つける良いチャンスではないでしょうか。     私は卒業する前に色々な鍼灸院へ治療を受けに行きました。     ある鍼灸院に何回か見学に行った際に その先生は治療を続ける患者さんに 良くなっているのか悪化しているのか、 症状がどう変化しているのかを何も聞きませんでした。     私が患者さんに聞くと 「あまり変わらない(主訴:膝痛)」 と言われたのを覚えています。 その次の週もそのまた次の週も先生の対応は同じで 治療も同じ、結果も同じで 数回の治療で患者さんは来なくなりました。     担当の先生に聞くと 「もう治ったから来ないんだよ」 と言われ、これが鍼灸なのか・・と愕然とし、 治したくて治療院に来ているのに なぜ症状の変化を聞かないのか本当に不思議でした。     私自身、その治療を受けてみると 何も感じない鍼で症状にも変化がありませんでした。     このままで私は将来やっていけるだろうか・・ 私の目指している道はどこなんだろう・・…