健康ブログ

鍼灸学生の時に考えておくべきこと
もりた鍼灸院の河野です。 新型コロナウイルスにより 社会情勢が一変して誰もが予想していなかった生活環境になりました。 鍼灸学校も6月開始を目処に動いていて 動画による遠隔授業で集団行動を避けるスタイルになります。 ここで実技について考えると、 一人で画像を見て勉強するのには限界があります。 しかし、やれるべき事はたくさんあります。 例えば、 いろんな鍼灸院へ治療を受けに行ったり、 先輩や開業されている先生方の所に勉強しに行く事が出来ます。 患者様にも言える事だと思うのですが、 いろんな鍼灸院を体験して自分の症状にあった鍼灸院を 見つける良いチャンスではないでしょうか。 私は卒業する前に色々な鍼灸院へ治療を受けに行きました。 ある鍼灸院に何回か見学に行った際に その先生は治療を続ける患者さんに 良くなっているのか悪化しているのか、 症状がどう変化しているのかを何も聞きませんでした。 私が患者さんに聞くと 「あまり変わらない(主訴:膝痛)」 と言われたのを覚えています。 その次の週もそのまた次の週も先生の対応は同じで 治療も同じ、結果も同じで 数回の治療で患者さんは来なくなりました。 担当の先生に聞くと 「もう治ったから来ないんだよ」 と言われ、これが鍼灸なのか・・と愕然とし、 治したくて治療院に来ているのに なぜ症状の変化を聞かないのか本当に不思議でした。 私自身、その治療を受けてみると 何も感じない鍼で症状にも変化がありませんでした。 このままで私は将来やっていけるだろうか・・ 私の目指している道はどこなんだろう・・…

新型コロナウイルスの感染及び拡大防止対策について
いつももりた鍼灸院をご愛顧頂き誠にありがとうございます。 日々状況が変わり、たくさんの情報が巡る中で 安心して患者様に施術を受けていただけるように 当院では対策を強化して参ります。 ・毎朝スタッフの検温 ・手洗い、うがい、手指消毒、体調管理の徹底 ・施術時を含め常時マスクの着用 ・入り口に手指消毒液の設置 ・ドアノブ、施術ルーム等、患者様が触れる箇所の除菌消毒、 ・施術で使用する器具、備品類は全て都度消毒 ・換気の徹底 ・予約数の制限 また患者様にも院内はマスクの着用を必須としており、 施術の際も着用をお願いしております。 ご来院の際に入り口にて、当院が用意したマスクに交換していただき、 外からのウイルスを持ち込まないように対応してます。 患者様にはご不便とご迷惑をおかけして 大変申し訳ございません。 感染及び拡大防止の為、 何卒ご理解とご協力の程をお願い致します。 また多くご質問をいただく不妊鍼灸についてですが 40代での不妊治療は時間との戦いが大きく、不要不急ではなく必要至急です。 上記、対策を強化して患者様とスタッフの健康を第一に通常通り営業して参ります。 もりた鍼灸院 住所 東京都三鷹市下連雀3-44-13 ライオンズプラザ三鷹 402号 電話番号 0422-47-8538 メールアドレス:moritaacu@gmail.com 営業時間 AM9:00〜PM8:00 定休日 不定休 アクセス 三鷹より徒歩3分 当院facebookページはこちら http://bit.ly/1TL7Zxy

つらい坐骨神経痛、鍼で治りますか?
こんにちは!もりた鍼灸院の河野です! 今回は当院でもご相談の多い「坐骨神経痛」についてです。 一般に脊柱管狭窄症などが原因とされていますが、 整形外科で手術を受けても「シビレ」「痛み」といった症状が変わらない方も多く存在します。当院でも座骨神経痛に悩む患者様が多く来院されますが、手術をされた方や医師に手術を勧められている方、色々な治療院を巡っている方などです。 湿布や痛み止めなどの対処療法では治らない痛みを根本から除去する当院のトリガーポイント鍼療法についてまとめました。 ○坐骨神経痛の原因はどこにある? 坐骨神経痛とは、「椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」などが原因で腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」が圧迫・刺激されることであらわれる、痛みやしびれるような痛みなどの症状のことを指します。 整形外科で手術を受けても「シビレ」「痛み」といった症状が変わらない方、整体やカイロ、鍼灸院などどこへ行っても治らない患者さまなどが来院されますが、 そんな患者さまを治療していて臨床的には、7割の方は筋膜(深筋膜)や靭帯、腱に問題のある方、2割は神経の膜(神経膜)に問題があり、残りの1割は原因不明(もしかすると手術が効果あり?!)の坐骨神経痛です。※筋膜とは筋肉を包んでいる膜のこと。 ○筋肉のコリが引き起こす坐骨神経痛 先日の患者さま。 「整形外科では脊柱管狭窄症と診断されて湿布とロキソニンを処方されました。痛くてだるい様な、その部分を叩きたくなる様な、強いコリの様な症状がお尻にあり、足にしびれが出ています。休憩を挟まないと駅まで歩くことも出来ません。前かがみになると少し楽になります。」とのことでした。 この患者さまは 立ち止まらないと歩けない程の坐骨神経痛でしたが、数回の鍼治療で楽になってきていて、 今では月に一度、身体のメンテナンスで来院されるまで回復されました。 筋肉の凝りが蓄積すると組織の循環不全を引き起こし、痛みやシビレに繋がります。 循環不全によって神経は栄養不良を引き起こし、感覚が過敏になってしまい痛みを感じやすくなってしまいます。(難しくなってしまうのでここでは割愛させていただきます。) 〝前かがみになると少し楽になる〟についてです。 筋肉は伸び縮みすることで体を動かしていますが、動かした時に痛みが誘発される場合は筋肉に原因があると考えられます。ある一定のポジションで痛みが誘発される、またはどの姿勢でも痛いけど一定のポジションになった時はさらに痛みが強くなる、逆に楽になる姿勢がある・・などが例としてあげられます。 体にはいくつもの筋肉があるので、〝どの動きで痛みが出るか〟は痛みの原因の筋肉を見つけるのに重要になってきます。整形外科で診断されても痛みが改善しない場合は、筋肉を動かしてみてください。 また、筋肉の負荷のかかり方は人によって違うので、痛みを感じる部位も人それぞれです。 ○鍼(ハリ)で痺れの再現を出すことで症状改善 当院では、坐骨神経痛の原因になっているトリガーポイント形成部位に鍼刺激を入れることで、痛みやシビレを根本から除去していきます。トリガーポイントとは、〝痛覚過敏部位〟のことです。痛みの原因に当たると「あーそこそこ!私の痛い所はまさにそこ!」という感覚(これを〝認知覚〟と呼びます。)があり、この感覚が出るか出ないかでその後の痛み・シビレの改善に大きく関わってきます。この認知覚を出すのには熟練が必要なので、とても難しいのが正直なところですが、一人一人の患者さまを治療していく中で毎回勉強させていただいたます。 最後に、 治療効果には年齢も影響がありますし、運動がある程度できることも重要です。また仕事環境(長時間椅子に座りっぱなし、モニターの位置によって体の向きが一定)などの改善をすることも重要です。 つらい痛みやシビレでお困りの方は 下記のお電話、メールにてお気軽にお問い合わせください。 もりた鍼灸院 住所 東京都三鷹市下連雀3-44-13 ライオンズプラザ三鷹 402号 電話番号 0422-47-8538 メールアドレス:moritaacu@gmail.com…

ツボを使わない鍼灸で緊張型頭痛の改善
こんにちは!もりた鍼灸院の河野です! 頭痛には、すぐに受診しないと危険なものから日常的に起こるものまで、いろいろな種類があります。頭痛の中でも最も多い、緊張型頭痛についてトリガーポイント鍼療法も含めてご紹介します。 ○緊張型頭痛ってなに? 緊張性頭痛は、頭痛の中で最も多く、その7~8割を占めます。緊張型頭痛は、長時間同じ姿勢を続けての作業や目の疲れ、精神的ストレスなどによって身体の筋肉が緊張し、血液の循環が悪くなって起こります。ギューッと締め付けられる様な痛み、重苦しい様な圧迫感のある頭痛が特徴で、人によって痛みの出る場所は異なります。頭痛とともに肩や首筋のコリを伴うこともあります。どの年齢層でもみられ、ときどき頭痛がするタイプ(反復性緊張型頭痛)と、毎日のように頭痛が続くタイプ(慢性緊張型頭痛)とがあります。 「反復性緊張性頭痛」は、肩こりなど肩や後頚部、頭部の筋肉の緊張が原因で起こることが多く、パソコン作業など長時間同じ姿勢で作業を続けていると頸部、肩の筋肉の緊張が高まり、頭痛が起こりやすくなります。一方、「慢性緊張性頭痛」では、頸部・肩の筋緊張に加え、精神的なストレスなどが関与し、脳が痛みに対して過敏になっていると考えられています。 ○緊張型頭痛を治すにはどうしたらいいの? トリガーポイント鍼療法は頭痛の原因になっている筋膜に直接刺激を入れて、根本から痛みの原因を除去する方法を行います。トリガーポイントとは痛みの原因(痛覚過敏部位)となっている部分のことです。頭痛の原因そのもの、その場所にピンポイントで当たると「あっ、そこそこ!」「私の痛いところはそこだ!」と自分で認識できる響きがでます。この症状の再現を〝認知覚〟と呼びます。また、頭痛を感じている場所が側頭部だとしても、原因は首の筋肉の緊張からきていることもあります。痛い場所=原因ではない、ということです。この場合、首にあるトリガーポイント形成部位に鍼刺激を加えると側頭部に症状の再現(認知覚)がでます。 ○鍼灸不適応の頭痛 突然見舞われる強い頭痛はもちろんのこと、安静にしていても治まらない、あるいは繰り返し起こる頭痛が徐々にひどくなるような場合など、「いつもの頭痛と違う」と思った場合には、必ず医師の診察を受けましょう。50歳以降初発の頭痛にも注意が必要です。 トリガーポイント鍼療法は痛みやしびれを改善するのに効果的な治療法です。 上記したように、〝認知覚(=症状の再現)〟を出すことで症状の改善が期待できます。 頭痛などの痛みでお困りの方は下記のメール、お電話よりお気軽にご相談ください。 もりた鍼灸院 住所 東京都三鷹市下連雀3-44-13 ライオンズプラザ三鷹 402号 電話番号 0422-47-8538 メールアドレス:moritaacu@gmail.com 営業時間 AM9:00〜PM8:00 定休日 不定休 アクセス 三鷹より徒歩3分 当院facebookページはこちら http://bit.ly/1TL7Zxy

腰痛のトリガーポイント鍼治療
こんにちは!もりた鍼灸院の河野です! 腰痛は、男性では1番目、女性でも肩こりに次いで2番目に訴えの多い症状で、その数は増加傾向にあります(厚生労働省の平成28年国民生活基礎調査)。 腰痛の多くは、筋肉(筋膜)に負担がかかることで発症します。 ○腰痛の原因ってなに? 長時間同じ姿勢をしてのデスクワーク、同じ動きの反復、冷えや精神的ストレスなど、筋肉の同じ場所に負荷がかかったり、筋肉に栄養を送り届ける血液の流れが悪くなると筋肉などの組織がトリガーポイント化しやすくなり、腰痛の原因となってしまいます。 筋肉の使い方(負担のかかる場所)は人によってそれぞれですので、痛みが出る場所も人によって変わってきます。 (※トリガーポイントとは痛みの原因(痛覚過敏部位)となっている部分のことです。トリガーポイントは筋肉の表面にある「筋膜」や、骨と筋肉をつないでいる「腱」などにできます。 ) ○痛みを取るにはどうしたらいいの? 当院では、腰痛の原因になっている筋膜に直接刺激を入れて、根本から痛みの原因を除去する方法を行います。刺激とは、鍼特有の「響き」です。響きとは体の中でズーンと重たくなるような筋肉だけを摘まれているような、痛気持ちいい感覚のことで、人によって様々な反応がでます。悪いところほど響きははっきりとでます。 腰痛の原因そのもの、その場所にピンポイントで当たると「あっ、そこそこ!」「私の痛いところはそれだ!」と自分で認識できる響きがでます。これを〝認知覚〟と呼びます。なので、認知覚がしっかりと出れば出るほど効果が現れます。この感覚が出る場所を見つけるのが最大の目標です。 ○予防・改善のために 腰痛の予防には、なるべく同じ姿勢でい続けないことが日頃できるケアとして大切です。 例えば、デスクワークで長時間同じ姿勢でい続けることが痛みの原因になってしまいますので、筋肉の同じ場所に負担がかからないように、椅子の高さを時間ごとに変えたり、こまめに腰を動かすことが予防に繋がります。 トリガーポイント鍼療法は痛みやしびれを改善するのに効果的な治療法です。 上記したように、〝認知覚(=症状の再現)〟を出すことで長期慢性化していた腰痛やぎっくり腰が良くなることがあります。 腰痛でお困りの方は下記のメール、お電話よりお気軽にご相談ください。 もりた鍼灸院 住所 東京都三鷹市下連雀3-44-13 ライオンズプラザ三鷹 402号 電話番号 0422-47-8538 メールアドレス:moritaacu@gmail.com 営業時間 AM9:00〜PM8:00 定休日 不定休 アクセス 三鷹より徒歩3分 当院facebookページはこちら…