ぎっくり腰の治し方

 

こんにちは。もりた鍼灸院です。

 

この時期、ぎっくり腰が多くなってきます。

先日、ギックリ腰の患者さんが4人続きました。

同じ腰痛ですが、対処法はそれぞれ異なります。

おふたりは整形外科や整骨院に通院、

約1週間経過し腰痛は3日位前から変化がなく、

寝て起きた時に強く傷み、

長時間の同じ姿勢では段々傷みが強くなるそうです。

 

あとの1人は来院前日に重たい物を持って

「ギクっ」となって

痛みの為に夜も寝れなかったそうです。

 

そして最後の1人は、

腰痛で自宅で動けなくなった

70代後半の女性の方です。

 

腰痛でも色々な原因があり、

筋肉・筋膜が原因でも

治療部分や刺激量を間違えると

なかなか改善しないのが難しいところです。

 

腰痛の対応について

当院のトリガーポイント鍼療法についてまとめました。

 

 

 

○腰痛の原因を探る?

 

初めて腰痛になった患者さんは、

一般的には整形外科に行かれることが多いと思います。

そこでレントゲンを撮って骨に異常がなければ、

痛みが強い時は痛み止めの注射と湿布などの投薬をして終わりです。

 

弱い痛みの場合にはリハビリで

運動療法と物療機械(電気など)や

牽引(腰を引っ張る)を受けると思います。

 

年齢によっても治療結果は変わりますが、

①「ギクっ」とした時の痛みは無くなり、ある一定の動作(朝起きた時など)だけ痛い

②「ギクっ」とした時の痛みは無いが、まだ痛みがあり日常生活に問題が出る

③しばらくして、また「ギックリ腰」になった。

④全く何も変わらず、ひどくなってきている。(別な部分が強く痛くなってきた)

 

上記の①~③は殆どが

筋肉(筋膜)や骨膜(骨を包む膜)、

靭帯などの軟部組織の可能性が疑われます。

 

季節の変わり目(気温差が激しい)、

クーラーの効いた所から暑いところに出たり、

いつもにはない行動パターン(出張、旅行、大掃除など)を行うと自律神経が乱れたり、

筋肉疲労によって血液循環が悪くなり、

それが原因となり痛みを引き起こすと考えています。

 

上記の④については

セカンドオピニオン(別の整形外科)を

受診したほうがいいでしょう。

 

①~②以外にも色々なパターンがありますが、

・ある特定の動作で痛みが強くなる(例:前屈すると痛みが強くなる)

・痛い部分を「ココだ!」と指で示せる

・原因がわかっている(例:重たい物を持った時痛めた)

・温めると痛みが楽になる

 

上から当てはまるものが多いほど、

痛みの原因は軟部組織にあると思います。

 

 

○鍼(ハリ)で腰痛の再現を出すことで症状改善

 

当院では、

腰痛の原因になっているトリガーポイント形成部位に

鍼刺激を入れることで、

血液循環を改善し、

痛みを根本から取り除きます。

 

痛みの原因に当たると

「あーそこそこ!私の痛い所はまさにそこ!」

という感覚(これを認知覚と呼びます)があり、

この感覚が出るか出ないかで

改善に大きく関わってきます。

 

この認知覚を出すには熟練が必要ですので、

同じトリガーポイント鍼療法でも

効果の差が出る場合もございます。

 

※当院でも症状によっては

1回目の治療で出せないことも多くあります。

これは患者さんの痛みの感じ方に個人差があり、

また疲れが蓄積したタイプの腰痛は

原因の部分に当たる前に表面で感じてしまう為、

ゆっくりと少しずつ刺激を与え

筋肉を弛緩させていく必要があるからです。

 

軽症なものであれば、

マッサージ等でも改善が可能ですが、

筋肉の深いところに原因がある場合は、

マッサージでは表面の筋肉しか緩まないため、

改善を見込めないことも少なくありません。

 

 

 

○まとめ

 

骨や腫瘍以外の原因として

筋膜性の痛みが考えられています。

(※筋膜とは筋肉を包んでいる膜のこと)

 

いつもとは異なった行動パターン、

季節の変わり目など自律神経に過度に負担がかかり、

筋肉の凝りが蓄積すると

細胞組織が循環不全を引き起こし、

痛みやシビレを誘発します。

 

循環不全は筋肉や神経の栄養不良を引き起こし、

感覚が過敏になると痛みを感じやすくなってしまいます。

 

当院では鍼(ハリ)を用いて筋膜などに直接アプローチし、痛みを根本から取り除く治療を行います。

 

※もりた鍼灸院では問診で

筋膜性であるかを確認した上で治療を開始し、

4回の治療を目安に通っていただいています。

それでも何も変化が出ない場合(良くも悪くも)は

原因が他にあると考え、

治療の継続が難しいことをお伝えしています。

 

 

最後に、

鍼の効果を最大限引き出すためには

日頃から軽い運動を心がけることも重要です。

 

 

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