体外受精 胚移植後の過ごし方

 

体外受精での移植時期に来院される患者さんに

良く聞かれる質問があります。

「移植後、気をつけたほうがいいことはありますか?」

今日はこの質問に私がいつも答えている内容を

書いてみたいと思います。

 

 

○激しい運動はしない

激しい運動が

実際どこまで着床に影響するのかは

誰にもわかりません。

ですが、ほとんどのクリニックで

激しい運動は控えるように指示されていますし、

念のため控えられるのが良いかと思います。

 

 

○ラジオ体操をする

激しい運動は

身体に良くないとされる

活性酸素を作る原因になるため

おすすめしませんが、

ラジオ体操程度の運動はむしろした方がいいと

個人的には思っています。

 

適度な血液循環の確保は

着床を促す一つの要因であると考えられています。

ラジオ体操は全身の循環を良くする運動として

不妊治療中の患者様には必ずおすすめしています。

 

⭐︎あくまで個人的な意見であり、

移植後、絶対安静とするクリニックもありますので、

ご自身が通われているクリニックの指示に従ってくださいね。

 

 

〇お腹、お尻、足を冷やさない

たびたびブログにも書いていますが、

冷えは血液の流れを悪くする一つの要因です。

お腹はもちろん、

腰・お尻周りや足首周りも冷やさないことは

大切です。

 

もしもカイロを貼る場合は、

同じ場所を汗をかくまで温めないように

こまめに貼り替えることをお勧めしています。

これは、交感神経優位の状態が続くと

血管は収縮してしまい、

逆に血流が悪くなってしまうからです。

 

 

○まとめ

移植後の鍼灸が着床を促す理由は

主に“血流”と考えられています。

体を冷やさない、適度な運動をする

というのも血流を維持するために行うものです。

 

特別なツボを使うと着床を促す

気が滞っていると着床しない

と言っている鍼灸院もありますが、

全くもってエビデンスはありません。

 

不妊治療専門クリニックでも同様に、

移植後はなるべく血流を良い状態に保つことが

大切であると考えるところもありますので、

「適度に温める」「適度な運動(ラジオ体操)」

是非実践してみてくださいね!

 

 

 

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