タイミング法が排卵前がいい理由

 

こんにちは!もりた鍼灸院の河野です!

 

 

患者さんの不妊治療のステージは

体外受精が半数以上を占めるのですが、

ときより、体外受精のお休み周期中に

自然妊娠されるケースがあります。

 

 

 

もしも行為を持つことが難しくなのであれば、

お休み周期中はタイミングをとられることを

オススメしています。

 

 

 

性交の頻度が普段から

2〜3日に一度くらい

コンスタントにあるのであれば、

特にタイミング時期を意識する必要はありません。

(どこかしらタイミングが合う確率高いので)

 

 

 

しかし、仕事疲れや忙しさなどの理由で、

1回の性交をもつことが貴重なのであれば、

やはりタイミングを図ることは重要になります。

 

 

 

ちなみに、

タイミング法は

排卵”後”よりも排卵”前”の方が

統計的にも妊娠率が優位に高くなると言われています。

その大きな理由2つを解説してみました。

 

 

 

○卵子は精子よりも寿命が短い

 

精子が女性の子宮や卵管内で

受精能力を持っていられる日数は

3〜5日程度と言われています。

対して、卵子は

半日~長くて1日の寿命しかありません。

精子が卵管膨大部で待っている間に、

卵子がやってきたら、

精子たちは、それを一斉に取り囲み

受精が始まります。

この状態が一番ベストと考えられています。

卵子が精子を待つ状態もあり得ますが、

卵子は残されている時間が短く、

それぞれの寿命を考慮すると、

〝排卵前〟に精子が卵子を待ち構えている状態の方が

受精の確率は上がるというわけです。

 

 

 

 

○頸管粘液が分泌される時期

卵胞(卵子を包む膜)から分泌される

エストラジオールの作用で、

子宮内膜を分厚くしたり、

子宮頸管から粘液(おりもの)を増やします。

膣は平素は強い酸性となっていて、

雑菌を防いで清潔を保っていますが

酸性の環境は、

精子にとっては非常に過酷な状況です。

そこで、排卵が近づくと、

頸管粘液が増えてきて、

精子の通り道を作るのですが、

排卵が終わると、

エストラジオールは低下していき、

粘液の量も少なくなってしまいます。

ですので、

最もエストラジオールが分泌されていて、

粘液の最も多い〝排卵前〟がタイミングを測るのに

一番望ましい時期といえるのです。

 

 

 

 

○海外の排卵検査薬について

自己流タイミング法の

補助ツールとしての排卵検査薬。

「排卵検査薬を使っても

毎周期イマイチ綺麗に陽性がでず、

排卵時期があやふやなんです。。」

とおっしゃる方がいますが、

おそらく排卵検査薬の感度の問題だと思います。

私自身、日本製の排卵検査薬を数周期使って

上記のような状態だったのですが、

アメリカ製の『A-CHECK』に変えたら

かなりはっきり出るようになりました。

排卵検査薬でお悩みの方は

ご参考頂ければ幸いです。

また、多嚢胞性卵巣症候群の方は

LHの基礎値がそもそも高いことが多いので、

感度のいい排卵検査薬は

よりマイナスになってしまうかもしれません。

 

 

 

 

○当院の不妊鍼灸について

トリガーポイント鍼療法は痛みやしびれ、自律神経にアプローチするのに効果的な治療法です。

鍼刺激を加えることで、血流を悪くしている筋肉のコリや痛み、しびれの改善だけでなく、

副交感神経が相対的に高まるので体はリラックスした状態になります。

一般的な鍼治療ではツボを使う事が多いですが、

トリガーポイント鍼療法は不妊と関係のある深部筋へアプローチする事で

骨盤腔内の血液循環を改善するのでより高い効果が期待できます。

子宮および卵巣の血流の改善は妊孕性の向上と関連しているので、

卵巣の微小循環が活発になることは、

卵子の成長や成熟に影響を与えると考えられています。

また、当院ではエコーを使い筋膜の状態や不妊に関わる血流の流れを確認しながら施術をしていきます。

 

 

 

 

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