不妊治療

2019年07月23日

基礎体温を整えることで妊娠率って上がるの?

こんにちは!もりた鍼灸院です。   今回は女性の身体と基礎体温について、トリガーポイント鍼療法との関わりも含め書いていきます。基礎体温を測る事で女性の身体をコントロールしている女性ホルモンの働きを確認できます。       ○まずは・・基礎体温についての基礎知識 基礎体温には低温層と高温層があり、生理周期が28日の場合、生理が始まってから約二週間が低温層でその後の二週間が高温層です。   低温層で分泌される女性ホルモンは主にエストロゲン(卵胞ホルモン)です。この時期に子宮内膜は徐々に厚くなり、卵巣では卵胞の大きさが増していきます。卵胞が十分な大きさになると、卵胞を破って卵子が出てきます。これを排卵といいます。   排卵後、卵巣に残った卵胞が黄体に変化します。黄体から分泌されるプロゲステロン(黄体ホルモン)が視床下部の体温調節中枢に作用して、体温が上昇します。低温層より0.3度以上の体温の上昇が7日以上継続すると言われるのが高温層です。※基礎体温表に36.7度に境界線が引かれているのを見かけますが、体温には個人差があるので高温層を36.7度以上とするのは誤りです。   プロゲステロン(黄体ホルモン)は受精卵が着床しやすい様に、子宮内膜をふかふかにして妊娠の準備をします。妊娠が成立しない場合、体温は低温期に入り子宮内膜が剥がれ落ちて次の生理になります。             ○基礎体温の測り方 基礎体温は外気温に影響を受けにくい、朝目覚めた時の寝たままの状態の舌の裏側で婦人用体温計を用いて測定します。舌の裏の中央にある筋の右か左のくぼみに当てて測り終えるまでじっとしておきましょう。正確に測るためには朝同じ時間に測るのが望ましいです。             ○基礎体温をトリガーポイント鍼療法で整えましょう 週一回、半年間(個人差あり)、おしり周りのトリガーポイント形成部位に鍼をする事によって基礎体温が理想の形になり、その後妊娠したとの報告をよくいただきます。実際にそんな論文はあるのだろうか?といろいろ探してみると、本当にありました。森田先生のトリガーポイント鍼療法で基礎体温を二層性にする卒業論文も拝見しました。   (症例1)32歳女性/不妊歴半年 最初の頃は低温層が長く続いて、高温層が短い周期だった。2、3ヶ月後には高温層が明確に見られるようになってきたが、まだ低温期が長い状態が続いている。さらに治療を進めるに従い、低温期と高温期の形は、6ヶ月くらいのところで、だいたい整ってきて、この後妊娠した。1)形井秀一,他 女性と鍼灸-婦人科領域の鍼灸治療-2001.2.1 個人差個体差があるので、半年で基礎体温が整う方もいれば時間をかけて整ってくる方もいらっしゃいます。私自身ストレスを感じてる月と比較的ストレスを感じなかった月では、生理前の体調が全然違います。自分の身体でさえ同じパターンはなくこれだからこうだ!と規則性もありません。女性の身体は一人一人違った反応が出るので難しい部分でもあります。     ○まとめ ・生理が始まって二週間が低温層で、排卵後二週間が高温期 ・低温層でエストロゲン(卵胞ホルモン)の作用によって子宮内膜を徐々に厚くしていき、同時に卵胞(卵子を包んでるカプセル)を育ててる ・卵胞が十分に大きくなると排卵をし、排卵をきっかけに体温は上昇する ・高温層でプロゲステロン(黄体ホルモン)の作用により子宮内膜をふかふかにして妊娠に備える ・妊娠した場合は高温層が約17日以上続く ・基礎体温は目覚めた直後に専用の婦人体温計を用いて、舌下で測定する ・トリガーポイント形成部位に鍼をする事で基礎体温が二層性になり妊娠率が上がる       不妊でお困りの方は下記メールにてお気軽にお問い合わせください。     もりた鍼灸院 住所 東京都三鷹市下連雀3-44-13 ライオンズプラザ三鷹 402号 電話番号 0422-47-8538 メールアドレス:moritaacu@gmail.com 営業時間 AM9:00〜PM8:00…

2019年07月10日

日テレ、スッキリ不妊治療3Days 費用やクリニック選びについて

                                        こんにちは!もりた鍼灸院です(^ ^)   7/9(火)〜7/11(木)9時ごろ 日テレ、朝の情報番組『スッキリ』で不妊治療について3日間に渡り特集していただけるみたいですね。それだけ皆さん悩んでいる方も多く注目度が高いのがわかります。1日目は不妊症の定義やかかる費用、どの様に治療を進めていくのか、また最先端技術やクリニックの先生のお話など盛りだくさんでした。2日目は「男性不妊について」3日目は「不妊治療とその後」だそうです。 司会の加藤浩次さんが不妊治療の保険適応について、全国放送ではっきりと意見してくれたのはまさにスッキリでした笑 社会の問題として一人でも多くの人が関心を持って世の中の理解が深まればいいなぁと番組を観て思いました。 今回は番組でも取り上げられていた費用やクリニック選びでやってはいけない事について書いていきます。 ☆タイミング法 超音波や基礎体温、尿中黄体化ホルモン(LH)測定などにより排卵日を測定し性交を促す方法のこと。 ☆配偶者間人工授精(AIH) 精子を女性の子宮に注入することによる受精補助 【メリット】 ❶妊娠率の向上❷比較的安価(1〜5万円/回 保険適応外) 【デメリット】 ❶総計で高額に(繰り返し治療を受けることで高額となる。また、特定不妊治療助成事業による援助も受けられない) 【その他】 ❶4回までの妊娠率は90%超え(通常、クリニックでは約6〜8回程度行い、うまくいかない場合は次の段階である体外受精に進む事が多い。) ❷排卵誘発剤使用も妊娠率に変化なし? 自然の月経周期で行うより、過排卵刺激法(排卵誘発剤を服用することで数多くの卵子を同時に排出させる技術)を併用すると妊娠率が上昇すると言われていますが・・・梅が丘産婦人科(H 16ー18)が公表している資料では、妊娠率の向上はさほど認められない。その一方で、多胎妊娠率の上昇が指摘されています。 ☆体外受精(IVF) 受精を生体外で人為的に行い、その後体内へ注入する方法。 ☆顕微授精(ICSI) 精子を直接卵子に注入する方法。 【メリット】 ❶人工授精より高確率 ❷精子一匹で受精可能 無精子症でも体内の精子を採取出来れば妊娠可能。受精卵を子宮内に戻すため、あとは着床さえすれば妊娠が成立する。 【デメリット】 ❶高額 費用が一回あたり30〜100万円(クリニックにより異なる)と高額である。保険が適用されないため全額自己負担。スッキリでは平均30〜40万円程と説明されていましたが、たしかに安いクリニックもありますが皆様の平均ではないように感じました。 クリニック選びでやってはいけないこと2つ 先日初診でご来院された患者様ですが、数回、体外受精がうまくいっていなかったのですが、話を伺っていくと正直あまり良い噂を聞かないクリニックでした。 選んだ理由としては、「他のクリニックより体外受精の値段が安かった」「家から近かった」との理由でしたが、私としては、この二つはやってはいけないことの二つだと思っています。なぜなら体外受精の技術はクリニックによって異なり、体外受精の技術力は妊娠率に大きく影響するからです。これは間違い無いです。 たしかに「金銭的な理由」や「時間的な理由」で決めざるをえない方がいらっしゃるのはわかりますが、成功率がきわめて低ければ回数を重ねるごとに結果的に、費用はかさんでしまいます。ただ近いから、他より安いからという理由だけでうまくいってないのであれば、少し費用がかかってしまってでも、遠くまで足を運んででも技術レベルの高い不妊専門クリニックに足を運ぶことをオススメしています。…

$logo_alt
2019年07月08日

不妊治療のステップアップと進め方、凝りと不妊の関係

    こんにちは!もりた鍼灸院の河野です(^_^) 現在の一般的な不妊治療の種類や流れと筋肉のコリや痛みと不妊の関係についてトリガーポイント鍼療法との関わりも含めて書いていこうと思います。     【不妊治療の基本方針】   ❶不妊スクリーニング検査 不妊原因には男性不妊、女性因子がありすべての検査を行い、徹底的に原因検索を行う事が重要です。また、不妊治療のゴールは妊娠する事ではなく、無事に妊娠・出産ができる事なので、妊娠中に問題となる合併症を確認するにあたり、一般的な肝機能や腎機能などの血液検査や風疹抗体も含めた感染症の検査、子宮頸部細胞診も行います。(精液検査、基礎体温測定、ホルモン値測定、感染症検査、血液検査など)検査で不妊原因を見つけ治療していきます。     ☆年齢が35歳未満でAMH(抗ミュラー管ホルモン)2ng/mlと卵巣予備能が十分にあり、精子初見も問題がなければ、タイミング方→AIH(人工授精)→ART(生殖補助医療) とステップアップしていきます。     ※AMH(抗ミュラー管ホルモン)とは、卵巣内に残存する卵子の数の目安を確認する検査のこと。 ※タイミング方とは排卵日を予測して性交のタイミングを合わせる方法。 ※AIH(人工授精)とは精子を女性の子宮に注入することによる受精補助のこと。 ※ART(生殖補助医療)とは卵子を採取する採卵、受精を生体外で人為的に行いその後体内へ注入する体外受精、培養後の受精卵を子宮内に移植する胚移植などを含む医療技術の総称。     ☆年齢が35~39歳でAMH1~2ng/ml、軽度男性不妊のいずれかが当てはまるようであれば、原則AIHからスタートしていく。     ☆女性の年齢が40歳以上で卵巣予備能の著名な低下、重度男性不妊のいずれかが当てはまるようであればARTからの開始を検討していく。     これらの基本方針を元に、患者様の妊娠に対する希望の強度を踏まえて患者様と話し合い、治療方針を決定していきます。例えば、20歳代で今まで避妊をしないで2年以上妊娠せず、少しでも早く妊娠を希望する場合にはAIH(人工授精)から不妊治療を開始する場合もあります。     ❷原因不明の不妊症 「受精障害など、検査のできない不妊原因」が存在する事があります。またある一定期間の一般不妊治療を行い、妊娠できない事が多くあるのです。「やれることはやっているはずなのにこれ以上どうすればいいんだろう・・・」「原因がわからないのに頑張らなきゃいけない・・でも何を頑張ればいいの?先も見えなくて辛い」このような声は患者様からよく耳にします。   (症例1) 36歳女性/AIH(人工授精)6回目/不妊スクリーニング検査異常なし   この症例は不妊治療をメインにご来院されましたが、腰痛・足の冷え・むくみをお持ちの方でした。     不妊治療で来院される方の殆どが腰痛やお尻のダルさの症状をお持ちです。(腰痛や臀部のダルさの自覚症状がなくてもコリは残っている事もあります。) 腰痛や臀部のだるさがどう不妊に関係してるの?と思うかもしれませんが、腰痛や臀部のだるさによって不妊に関わる血液の循環が悪くなっている事があり妊娠に至らないということが少なくありません。腰痛は組織の循環が悪くなる事で痛みを出すと考えられています。長時間同じ姿勢をしてのデスクワーク、同じ動きの反復、冷えや精神的ストレスなど筋肉の同じ場所に負荷がかかったり、筋肉に栄養を送り届ける血液の流れが悪くなると筋肉などの組織がトリガーポイント化しやすくなります。トリガーポイント化した筋肉を鍼で直接刺激を入ることで腰痛の原因を根本から取り除きます。 循環不全に繋がるコリを取り除く事によって骨盤周囲の血流も変化し、妊娠に至るケースが多いように感じます。   原因がわからない不妊治療って先が見えなくて不安だと思います。当院ではエコーを用いて血流の変化を目で見て実感し、妊娠へのステップアップをしていただけます。この患者様も腰痛改善と共に妊娠し、無事に出産する事ができたとの嬉しい報告をいただきました(*^^*)       まとめ ○不妊スクリーニング検査を行い、見つかった不妊原因を治療する   ○無事に妊娠・出産できるために、妊娠中に問題となる疾患を不妊治療前に確認する。   ○女性の年齢、卵巣予備能、精子所見などの不妊因子と患者様の妊娠に対する希望の強度を考慮し、患者様と話し合い治療方針を検討する。  …

$logo_alt
2016年06月03日

不妊治療について書いていきます

      もりた鍼灸院 住所 東京都三鷹市下連雀3-44-13 ライオンズプラザ三鷹 402号 電話番号 0422-47-8538 メールアドレス:moritaacu@gmail.com 営業時間 AM9:00〜PM8:00 定休日 不定休 アクセス 三鷹より徒歩3分 当院facebookページはこちら http://bit.ly/1TL7Zxy