つらい坐骨神経痛、鍼で治りますか?

こんにちは!もりた鍼灸院の河野です!

 
今回は当院でもご相談の多い「坐骨神経痛」についてです。

 
一般に脊柱管狭窄症などが原因とされていますが、
整形外科で手術を受けても「シビレ」「痛み」といった症状が変わらない方も多く存在します。当院でも座骨神経痛に悩む患者様が多く来院されますが、手術をされた方や医師に手術を勧められている方、色々な治療院を巡っている方などです。

 
湿布や痛み止めなどの対処療法では治らない痛みを根本から除去する当院のトリガーポイント鍼療法についてまとめました。

 

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○坐骨神経痛の原因はどこにある?

 
坐骨神経痛とは、「椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」などが原因で腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」が圧迫・刺激されることであらわれる、痛みやしびれるような痛みなどの症状のことを指します。

 
整形外科で手術を受けても「シビレ」「痛み」といった症状が変わらない方、整体やカイロ、鍼灸院などどこへ行っても治らない患者さまなどが来院されますが、

 
そんな患者さまを治療していて臨床的には、7割の方は筋膜(深筋膜)や靭帯、腱に問題のある方、2割は神経の膜(神経膜)に問題があり、残りの1割は原因不明(もしかすると手術が効果あり?!)の坐骨神経痛です。※筋膜とは筋肉を包んでいる膜のこと。

 
○筋肉のコリが引き起こす坐骨神経痛

 
先日の患者さま。
「整形外科では脊柱管狭窄症と診断されて湿布とロキソニンを処方されました。痛くてだるい様な、その部分を叩きたくなる様な、強いコリの様な症状がお尻にあり、足にしびれが出ています。休憩を挟まないと駅まで歩くことも出来ません。前かがみになると少し楽になります。」とのことでした。

 
この患者さまは
立ち止まらないと歩けない程の坐骨神経痛でしたが、数回の鍼治療で楽になってきていて、
今では月に一度、身体のメンテナンスで来院されるまで回復されました。

 
筋肉の凝りが蓄積すると組織の循環不全を引き起こし、痛みやシビレに繋がります。
循環不全によって神経は栄養不良を引き起こし、感覚が過敏になってしまい痛みを感じやすくなってしまいます。(難しくなってしまうのでここでは割愛させていただきます。)

 

 

〝前かがみになると少し楽になる〟についてです。
筋肉は伸び縮みすることで体を動かしていますが、動かした時に痛みが誘発される場合は筋肉に原因があると考えられます。ある一定のポジションで痛みが誘発される、またはどの姿勢でも痛いけど一定のポジションになった時はさらに痛みが強くなる、逆に楽になる姿勢がある・・などが例としてあげられます。

 
体にはいくつもの筋肉があるので、〝どの動きで痛みが出るか〟は痛みの原因の筋肉を見つけるのに重要になってきます。整形外科で診断されても痛みが改善しない場合は、筋肉を動かしてみてください。

 
また、筋肉の負荷のかかり方は人によって違うので、痛みを感じる部位も人それぞれです。

 
○鍼(ハリ)で痺れの再現を出すことで症状改善

 
当院では、坐骨神経痛の原因になっているトリガーポイント形成部位に鍼刺激を入れることで、痛みやシビレを根本から除去していきます。トリガーポイントとは、〝痛覚過敏部位〟のことです。痛みの原因に当たると「あーそこそこ!私の痛い所はまさにそこ!」という感覚(これを〝認知覚〟と呼びます。)があり、この感覚が出るか出ないかでその後の痛み・シビレの改善に大きく関わってきます。この認知覚を出すのには熟練が必要なので、とても難しいのが正直なところですが、一人一人の患者さまを治療していく中で毎回勉強させていただいたます。

 
最後に、
治療効果には年齢も影響がありますし、運動がある程度できることも重要です。また仕事環境(長時間椅子に座りっぱなし、モニターの位置によって体の向きが一定)などの改善をすることも重要です。

 

 

つらい痛みやシビレでお困りの方は
下記のお電話、メールにてお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

もりた鍼灸院

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